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将棋の話題 第2局 |
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大山vs升田の対局を解析してみた |
昭和46年4月20・21日、第30期名人戦七番勝負第2局、大山康晴名人対升田幸三九段の対局を解析してみた。この対局は「こだわり人物伝」NHK教育でも紹介されたのでご存じの方も多いと思うが、素人が使うハメ手含みの戦法を名人戦という大舞台で升田幸三が改良を加え採用した。マイボナの棋譜解析ではどういう形勢判断が下されるのであろう。
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マイボナの棋譜解析を見る限り100手目あたりまではほぼ互角の展開が続いたと思われる。通常の対局は120手前後で終局するのに対し、この対局は207手もの手数が費やされているのでかなりの激戦だったことが想像される。100手を越えたあたりから少しずつ升田がリードするが流石大山なかなか土俵を割らなかった様子がうかがえる。右肩上がりの升田の完勝譜だと言えよう。 |
2011/03/13 |
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